ダイトーケミックス、1株を3株に株式分割、発行可能株式数1億超へ

■株式流動性の向上と投資家層拡大を図る方針

 ダイトーケミックス<4366>(東証スタンダード)は5月26日、普通株式を1株につき3株の割合で分割することを決定したと発表。分割の基準日は9月30日、効力発生日は10月1日である。これにより、発行済株式総数は3360万株となり、発行可能株式総数は1億3440万株へと増加する。投資単位の引き下げを通じて株式の流動性向上と投資家層の拡大を目指すもので、資本金額の変更は行われない。

 この株式分割に伴い、定款第6条の「発行可能株式総数」を現行の4790万株から1億3440万株に変更する。あわせて、2026年3月期の期末配当予想も、1株あたり24円から8円へ修正された。これは株式分割による形式的な変更であり、実質的な配当水準に変動はないとされる。なお、2025年3月期期末配当金については、6月25日開催予定の株主総会で決議される見通しである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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