マイポックス、創業100周年で商号変更とロゴ刷新、読みやすさ重視で社名改称
- 2025/10/1 11:12
- IR企業情報

■社名誤読解消へ「親しみやすさ」と「認知度向上」を狙う
マイポックス(旧Mipox)<5381>(東証スタンダード)は10月1日、創業100周年を迎える節目に合わせ、商号を「マイポックス株式会社」に変更し、併せてコーポレートロゴを刷新したと発表した。同社は1925年に「独逸顔料合名会社」として設立され、社名を時代に応じて改称しながら事業領域を拡大してきた。近年は「Mipox」の読み方が「ミポックス」と誤読されることが多く、正式名称「マイポックス」との乖離を解消する狙いから、社名の読みやすさと親しみやすさを強調する形で改称に踏み切った。
新たなロゴは「はみ出すことで見える価値」をコンセプトに掲げ、既存の枠を超えて挑戦を続ける同社の姿勢を象徴するデザインとした。同社は創業以来「塗る・切る・磨く」というコア技術を磨き、ハードディスクや光ファイバーなどハイテク分野で強みを発揮してきた。今回の刷新には、次の100年に向けて絶え間ないイノベーションを追求し、社会や顧客にとって必要な存在であり続ける決意が込められている。
商号変更および新ロゴの効力発生日は10月1日で、印刷物や社屋看板などは順次切り替えを進める。なお、契約や取引条件に変更はなく、事業内容への影響もない。同社は今後も「100年ベンチャー」として持続可能な社会の実現に寄与し、コア技術を基盤に顧客の課題解決を支援していく姿勢を示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)