パイプドHDは20年2月期業績予想の利益面での上方修正を発表

■純利益は前回通りの7億円を見込む

パイプドHD<3919>(東1)は17日引け後、20年2月期業績予想の利益面での上方修正を発表した。

 20年2月期連結業績予想の売上高は、前回予想を3億円下回る62億円(前回予想比4.6%減)となったものの、営業利益は1億85百万円上回る13億85百万円(同15.4%増)、経常利益は2億10百万円上回る14億円(同17.6%増)、純利益は前回通りの7億円となる見込み。

 最終利益については、同社が保有する投資有価証券の回収可能性を検討した結果、取得時における事業計画を大幅に下回ることから約1億90百万円を減損処理し、特別損失として計上したが、純利益は前回通りの7億円を見込む。

 なお、配当については、前回通りの配当を実施するとしている。

 また、この減損は、今回のコロナウイルスの影響であると思われることから、一時的なアクシデントと思われる。

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