【この一冊】『月刊終活』10月号:ペット供養の新潮流に迫る、終活業界の今と未来、供養の多様化を探る一冊

■慈恵院の100年史から火葬協会の教育課題までを網羅

 鎌倉新書<6184>(東証プライム)は10月1日、終活専門誌『月刊終活』2025年10月号を発行した。巻頭特集では「ペット供養の現在地」と題し、超高齢社会におけるペットとの別れと向き合うための最新動向を多角的に掘り下げた。年間1万件超の葬儀を手がける東京・府中の慈恵院や、ペット火葬業界の健全化を目指す協会代表へのインタビュー、さらには遺体トリミングなど新たなケア手法を取り上げるなど、ペットを「家族」として弔う文化の変遷と未来像に迫っている。

 同誌はまた、寺院や石材業者、スタートアップといった異業種のプレイヤーがペット供養市場に参入する事例を紹介。特に供養品4000点を取りそろえる販売事業者の取り組みは、ペットロスと向き合う消費者ニーズに応える好例として注目される。供養の形式が多様化する中で、事業者には倫理観と共感力が求められており、同号はその一端を丁寧に可視化している。

 そのほか、弘法大師・空海の最期をたどる「示寂の風景」や、デヴィ夫人の“生前葬”で話題となった「エンディング産業展」現地ルポ、VR地獄寺院やSNS布教戦略といったユニークな終活・供養の事例も掲載。終活に携わる専門職だけでなく、高齢の親を持つ世代や「おひとりさま」世帯など、人生の最終章を真剣に見つめ始めたすべての人々にとって、実用と思索を兼ね備えた一冊である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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