エーアイ、ウィナーソフトと現場会話を資産化する新ソリューションでNEDO『GENIAC-PRIZE』に共同応募

■会話録音とAI解析で接客スキルを形式知化、教育や改善に活用

 エーアイ<4388>(東証グロース)は10月2日、ウィナーソフトと共同で、経済産業省とNEDOが主催する懸賞金活用型プログラム「GENIAC-PRIZE」に応募したと発表した。両社は国産生成AIとスマート名札デバイスを組み合わせた「接客対応向けスマート名札AIソリューション」の開発を進めており、接客現場におけるデータ不在や属人化といった課題解決を目指している。名札型デバイスで顧客との会話を録音・文字起こしし、クラウド上のAIが要約やニーズ抽出を行う仕組みで、接客スキルの形式知化や教育活用、さらにはカスタマーハラスメント対策にも資する点が特徴である。

 両社は「カスタマーサポートの生産性向上」をテーマに応募し、エーアイが国産基盤モデルを活用した会話分析AIの開発を、ウィナーソフトが名札デバイスとの統合や実証実験を担当する。これにより、接客状況の可視化、教育・改善サイクルの確立、業務に合わせたAIカスタマイズなどを実現する。また、NEDOの「GENIAC-PRIZE」は成果に応じて懸賞金を授与する仕組みで、社会課題解決に資する生成AIアプリケーションの開発を促進している。

 今後の展望として、エーアイは国産LLMを基盤にしたサービス開発をさらに加速させる計画であり、ウィナーソフトは2026年度から同ソリューションをSaaS形式で商用提供する予定である。ウィナーソフトはすでに製造業やサービス業など幅広い業界で実証活動を行っており、現場の会話を資産化する取り組みを進めている。今回の応募を通じて両社は、国産生成AIを核とする現場DXの普及を後押しするとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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