ホンダ「N-BOX」、新車販売台数で首位、2025年度上半期で9万台超

■軽四輪・四輪総合で販売ランキング首位を堅持、10年連続トップ

 ホンダ<7267>(東証プライム)は10月6日、軽自動車「N-BOX(エヌボックス)」の2025年度上半期(4~9月)における販売台数が97,958台となり、登録車を含む新車販売台数で第1位を獲得したと発表した。これにより同車は、軽四輪車部門で10年連続、四輪総合部門で4年連続の年間販売首位を堅持している。初代発売から累計販売台数は約289万台に達し、国民車としての存在感を強めている。

 2023年10月に発売された3代目N-BOXは、室内長・幅・高の三寸法で軽乗用車最大級の空間を確保し、全タイプに先進安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備。力強く燃費効率の高いパワートレーンや、操縦安定性・乗り心地を両立した走行性能も好評を得ている。ユーザーの多様なニーズに応える仕様として、幅広い年齢層から支持を集めてきた。

 2025年4月の一部改良では、「N-BOX CUSTOM」シリーズに高級感あるダーククロームメッキやLEDフォグライトの標準装備を追加。カスタムターボ仕様にはメーカーオプションとしてクロームメッキ装飾を選択可能とし、特別感と選択肢の広がりを提案した。ホンダは今後も、N-BOXを通じて日々の暮らしを豊かにするモビリティの提供を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  2. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  3. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  4. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  5. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  6. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る