【主なニュース&材料】業績上方修正・AI技術活用・脱炭素投資・暗号資産戦略・注目銘柄――成長加速と企業価値向上へ

■銘柄診断・企業分析・医療人材DX・国際医療支援

・信和<3447>(東証スタンダード):第2四半期累計業績を上方修正。売上96億円(前年同期比12.6%増)、純利益7億3000万円(同37.7%増)。提案型営業が奏功し、物流機器部門の大型案件受注も寄与。通期上方修正への期待高まる。

・ウェザーニューズ<4825>(東証プライム):放送局向け「お天気原稿エージェント」を試験提供開始。AIが地域ごとに原稿を自動生成し、表現の均一化と作成時間短縮を実現。放送現場の省力化と品質向上を目指す。

・レゾナック・ホールディングス<4004>(東証プライム):川崎事業所で水素混焼ガスタービン導入が経産省支援事業に採択。総投資額約217億円、GHG年25.4万トン削減見込み。2030年稼働予定で脱炭素化を加速。

・NTT<9432>(東証プライム):NTTドコモと慶大が商用5Gで触覚伝達ロボットの無線遠隔操作に成功。遅延補償技術とエッジクラウドを組み合わせ、リアルハプティクス実用化へ前進。

・オリコ<8585>(東証プライム):AI与信モデルを活用した法人・個人事業主向けオンライン融資を開始。決算書不要で申込可能。マネーフォワードエックス、JCBと連携し与信業務を効率化。

・MRT<6034>(東証グロース):ベトナムで医療人材プラットフォーム「MRT HUB」を始動。人材不足解消へ、日ASEAN間の医療人材交流を促進。

・JR東日本<9020>(東証プライム):新幹線東京駅に自動開扉型ホームドア導入へ。2028~29年度に順次稼働予定。安全性と利便性を両立し、鉄道輸送の安全水準を引き上げる。

・マクニカホールディングス<3132>(東証プライム):仏Navya製新型自動運転EVバス「EVO3」発表。レベル4対応、岐阜県などで実証実験開始。CEATEC2025に出展予定。

・イオレ<2334>(東証グロース):約2億円分のビットコイン取得を開始。「Neo Crypto Bank構想」を具体化。年内に最大160億円規模取得を目標。

・プロパスト<3236>(東証スタンダード):小川建設を子会社化。議決権比率51%、取得額約40億円。施工力内製化で開発効率と品質を強化。

・カイオム・バイオサイエンス<4583>(東証グロース):Axceleadと創薬一体型事業で提携。抗体創薬と評価技術を融合し、創薬支援体制を強化。

・大東港運<9367>(東証スタンダード):株主優待を拡充。コストコとのコラボ特典を新設し、投資魅力を向上。2026年3月末から適用。

・コンヴァノ<6574>(東証グロース):「21,000ビットコイン財務補完計画」策定。保有から運用型へ転換し、オプション取引で収益最大化を狙う。

・リボミック<4591>(東証グロース):軟骨無形成症治療薬の第Ⅱ相試験で有効性確認。既存薬を上回る伸長効果。2028年度内承認を目指す。

・Def consulting<4833>(東証グロース):イーサリアムを20億円追加取得、総額25億円。暗号資産トレジャリー戦略を加速。

・(銘柄分析)インテージホールディングス<4326>(東証プライム):26年6月期は大幅増益予想。生成AI活用と値上げで収益性向上、連続増配を見込む。

・(銘柄分析)ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東証スタンダード):医療機器事業が堅調。人的資本投資とグループ連携で収益基盤を強化。

・(銘柄分析)マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム):リユースとモバイル事業が両輪で成長。26年6月期は大幅増収増益見通し。

・(銘柄分析)ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム):クラウドサービス拡大で増収増益・6期連続増配予想。積極投資で成長継続。

・オリエンタルランド<4661>(東証プライム):東京ディズニーリゾートで「ディズニー・クリスマス」開催へ。11月11日~12月25日、限定グッズやメニューで冬の魔法を演出。新パレード「トイズ・ワンダラス・クリスマス!」も初登場し、来園促進を狙う。

・積水化学工業<4204>(東証プライム):老朽水道管向け非開削型更生管「エスロハイパーJW PINP」を発売。流量確保と施工効率を両立し、耐震型ポリエチレン管シリーズを拡充。広島水道展で初展示予定。

・日本株市場:7日の日経平均は6円高の4万7950円88銭で小幅続伸。高市政権の経済対策期待が支えとなり、鉄鋼・空運・輸送用機器が堅調。半導体関連は上値重く、売買代金は6兆6000億円超と活況。

・CYBERDYNE<7779>(東証グロース):経産省「ウクライナ復興支援事業」で補助金採択。リヴィウ市「UNBROKEN」と連携し、装着型サイボーグHALなどを用いた次世代治療センター構想を推進。補助上限約4879万円。

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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