TOTO、第21回「トイレ川柳」結果発表――最優秀賞は「知らんやろ 出た快感を AIは」

■ウォシュレット一体形便器の進化とともに、「人とAIの関係」を題材にした作品が話題に

 TOTO<5332>(東証プライム)は、第21回「トイレ川柳」の入賞作品を発表した。今回の最優秀賞(ネオレスト賞)は、あっちゃん氏の「知らんやろ 出た快感を AIは」が選ばれた。2025年6月16日から8月25日までの募集期間に過去最多の40,925句が寄せられ、累計応募総数は約60万句に達した。審査は初回から担当するコピーライターの仲畑貴志氏が行い、社会や技術の変化を反映した作品が多く見られた。特にAIなど先端技術をテーマにした句が増加し、人間とテクノロジーの関係をユーモラスかつ洞察的に描く傾向が目立った。

 新設された「トイレと健康賞」には、にしくん氏の「新機能 かかりつけ医に なる未来」が選出された。同賞は、2025年8月発売のウォシュレット一体形便器「ネオレストLS-W」「ネオレストAS-W」に搭載された便状態センサー機能を背景に設けられたもので、トイレを通じて健康に寄り添う未来像を提示した点が評価された。仲畑氏は選評で、「AIには感覚的な実感が欠如しており、人間ならではの体験を詠んだ点が印象的」と述べた。また、トイレが身体データを読み取る“かかりつけ医”になる可能性を評価し、生活と健康を結ぶ新しい発想を称えた。

 そのほか、仲畑貴志賞3句、優秀賞9句、中高生賞3句、キッズ賞3句、佳作20句が選出された。受賞作には「孫とじい トイレ争う 仲になる」「紙がない Wi-Fiあるのに 紙がない」など、世代や時代を映す多彩な句が並ぶ。これら20句はトイレットペーパー型の川柳集『第21回トイレ川柳大賞』(希望小売価格350円、税込)として、11月10日の「トイレの日」にTOTO出版より発売予定である。TOTOは共通価値創造戦略「TOTO WILL2030」に基づき、「きれいと快適・健康」「環境」「人とのつながり」を重点課題に掲げ、トイレ文化を通じて社会的価値と経済価値の両立を目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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