JR東海と名鉄、東海三県でベビーカーシェア「ShareBuggy」導入、駅で貸出・返却可能に

■「手ぶら外出」支援拡大、11月20日開始

 JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東証プライム)は10月17日、名古屋鉄道(名鉄)<9048>(東証プライム)とBabydoorと共同で、東海三県で初となるベビーカーシェアリングサービス「ShareBuggy(シェアバギー)」を導入すると発表した。子育て世帯が鉄道利用時に抱える「ベビーカー持参の負担」を軽減し、外出しやすい環境を整えることを目的とする。サービス開始日は11月20日(木)で、JR東海は千種駅・尾張一宮駅・岐阜駅、名鉄は犬山駅にそれぞれレンタルポートを設置する。いずれも改札外に設けられ、千種駅と犬山駅は24時間利用可能とした。

 利用者は専用アプリ「ShareBuggy」でレンタルポートを開錠し、ベビーカーを借りて移動できる。返却は貸出駅以外でも空きがあるポートで可能。料金は税込220円(1時間)からで、3時間550円、6時間880円のパック料金を設定。時間超過時には1時間ごとに自動延長(220円)となる。決済はアプリに登録したクレジットカードを通じて行う。予約機能は設けていないが、アプリのマップでポート位置を確認できるよう11月17日頃に更新予定とされる。

 安全面では、スタッフによる定期除菌と清掃のほか、ベビーカー本体への除菌シート設置、レンタルポートの抗菌処理を実施する。汚損や故障が確認された場合はアプリで報告し、他の機体を利用できる。名鉄・犬山駅では1年間の実証実験を行い、利用状況を踏まえて継続や拡大を検討する。今回の取り組みは、鉄道事業者による社会課題解決型イノベーションを支援する枠組み「TRIP(Tokyo Railway Innovation Partnership)」の支援を受けて実施されるもので、公共交通を軸とした子育て支援モデルとして注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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