ニレコ、応用光研工業を子会社化、放射線測定・光学結晶技術でシナジー追求

■放射線測定機器や光学結晶製造の技術を取得、検査・光学事業の成長加速へ

 ニレコ<6863>(東証スタンダード)は10月17日、計測機器および光学結晶の製造販売を手がける応用光研工業株式会社(東京都福生市)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。取得価額は概算826百万円で、10月20日に契約を締結し、30日に株式譲渡を実行する予定である。ニレコは同社を通じて、検査機事業およびオプティクス事業の成長を加速させる狙いだ。

 応用光研工業は1963年設立の老舗メーカーで、放射線測定技術を活かした計測機器を原子力発電所や研究機関、大学などに供給するほか、光学結晶分野ではシンチレータ結晶や高精度レンズ、プリズムなどを製造している。直近の2025年3月期決算では売上高13億7100万円、営業利益4300万円、純利益2000万円を計上。安定した財務基盤と高い技術力を有し、ニレコの光学・検査技術との親和性が高いと判断された。

 ニレコは光を活用した検査機やレーザ装置、光学薄膜技術などのオプティクス事業を重点分野と位置づけており、応用光研工業の製品群と統合することで、技術・販路・製造の各面でシナジー効果を見込む。2026年3月期の連結業績予想への影響は現時点で未定だが、同社は応用光研工業を第4四半期から連結対象とし、11月13日に予定する第2四半期決算発表時に業績予想を公表する予定である。今回の子会社化により、ニレコは計測・光学分野の技術融合を通じた新たな成長ステージに踏み出す見通しだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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