LINEヤフー、「ネクストトレンド予測2026」公表、検索ビッグデータで10キーワード抽出
- 2025/12/4 19:25
- その他・経済

■「DS.INSIGHT Trend」で解析、生活者ニーズの変化を可視化
LINEヤフー<4689>(東証プライム)は12月4日、同社が提供するビッグデータ分析サービス「ヤフー・データソリューション」において、「Yahoo!検索」の検索ビッグデータを基に予測した「ネクストトレンド予測2026」を公開した。検索行動をもとに将来のヒットを見通す取り組みで、今年も「DS.INSIGHT Trend」を活用して10の注目キーワードを抽出した。昨年は「ラブブ」が約240倍の検索増となり、予測モデルの精度向上にもつながったとしている。
■ビッグデータが示す来年の兆し、「大人のシール」から「ヨアジョン」まで多彩に選出
今回発表されたキーワードには、「大人のシール」「コグマパン」「ちきゅうのにわ」「ハイロックス」など多様な分野が並ぶ。大人向けシール文化の再燃、韓国発フードの台頭、屋内プレイグラウンドの拡大、世界的フィットネス競技の浸透など、検索トレンドが示す生活者ニーズの変化が浮かび上がる。また、ぬいぐるみブランド「mojojojo」や中国発スナック「ラーティアオ」、老舗「近沢レース店」など、SNS・口コミを通じて支持を広げる商品やブランドも含まれる。
■韓国フードから老舗ブランドまで、幅広い領域で検索上昇が顕著
さらに、韓国のランドリーブランド「アフューム」や中身ランダム販売方式「ブラインドボックス」、フローズンヨーグルト店「ヨアジョン」も名を連ね、10項目はいずれも2026年のヒット候補と位置付けられる。同社は、今後もビッグデータの利活用を通じて企業や自治体の事業成長や課題解決につながる分析基盤を提供するとしており、検索データを軸にした消費トレンド分析の社会的価値向上を目指す方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























