技術承継機構、フォークリフト事業のアドバンスを子会社化、製造・物流領域を拡大

■フォークリフト中古販売のアドバンス、特別目的会社を通じ取得

 技術承継機構<319A>(東証グロース)は10月23日、フォークリフトの中古販売・買取・輸出・レンタル・メンテナンス事業を展開する株式会社アドバンス(大阪市西淀川区)の発行済株式100%(自己株式を除く)を取得し、連結子会社化すると発表した。株式取得は、同社が設立した特別目的会社(SPC)である株式会社NGTG16を通じて実施され、同日付で契約締結および取引を完了した。

 技術承継機構は、製造業を中心とした事業承継やM&Aを通じて、技術や技能の継承を支援する連続買収型企業である。今回のアドバンス子会社化は、フォークリフト事業が「世界のものづくりを下支えする社会的意義の高い事業」との認識に基づき、次世代へ継承すべき産業資産と位置づけたもの。今後は同社グループの一員として、アドバンスの経営支援を行うとともに、新たな譲受機会の検討を進める方針である。

 取得価額は非開示だが、直前連結純資産の15%以上に相当する金額としており、資金は自己資金および金融機関からの借入で賄う。アドバンスは1978年設立で資本金4000万円。2025年3月期の売上高は18億4300万円、経常利益6100万円、純利益8400万円。今回の買収により、同社の連結グループ規模はさらに拡大し、9月の多賀製作所、10月の山泰製作所・山泰鋳工所の買収に続く事業承継案件として、製造・物流領域における連携強化を図る。業績への影響は現在精査中で、判明次第公表するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  2. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  3. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  4. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  5. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  6. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る