
■郵送・押印を廃止し業務効率とコスト削減を両立
インフォマート<2492>(東証プライム)は12月8日、大和リースが請求書クラウドサービス「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入したと発表した。大和リースでは、月間約6,000通に及ぶ請求書を各事業所で印刷・押印申請・郵送する運用を続けており、担当者と決裁者双方に大きな負担が生じていた。2024年10月の郵便料金値上げや配達日数の長期化も重なり、コストとスピードの両面で課題が顕在化していた。
同社は、グループ会社や自治体、取引先への導入実績が豊富で、PDFやExcelなどの資料を容易に添付できる点を評価し、同サービスを一部事業所で先行導入した。他社サービスと比較して、サポート費用を含めた1通当たりの単価が安価である点も採用の決め手となった。
導入により、請求書の印刷・郵送・押印作業が不要となり、作業時間の削減と発送の早期化が見込まれるほか、月間約6,000通分の郵送費削減にもつながる。大和リースは請求書のデジタル化率100%を目標に、来年春頃の全体稼働を目指す方針で、業務の標準化とさらなる効率化を進める。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















