日本動物高度医療センターが株式5分割、定款変更と配当予想を公表

■基準日は12月16日、発行済株式は約1,439万株へ増加

 日本動物高度医療センター<6039>(東証グロース)は11月20日、株式分割、定款の一部変更、配当予想に関する決議を発表した。今期2度の業績予想上方修正で株価が高水準となり、投資単位が大きくなっていたことから、1株を5株に分割する。飼い主層を含む個人投資家が保有しやすい水準に調整し、新NISA制度でも購入しやすくすることで、投資家層の拡大と株式の流動性向上を狙う。基準日は12月16日、効力発生日は12月17日で、発行済株式総数は287万8200株から1,439万1000株へ増加する。

 また、今回の株式分割に伴い、会社法第184条第2項に基づき定款第6条の発行可能株式総数を800万株から4000万株へ変更する。取締役会決議日は11月20日で、効力発生日は12月17日とされた。資本金に変更はない。

 さらに、2026年3月期の期末配当予想については、株式分割に合わせて1株当たり40円から8円へ形式的に修正するが、実質的な変更はないとした。一方で、今期2度の業績予想修正を踏まえ、利益還元の在り方について検討を進めており、必要が生じた場合には速やかに開示するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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