カーブス、会員数91.5万人で過去最高を更新、国内2001店舗に拡大

■売上・利益とも過去最高、物販拡大と会員復活が寄与

 カーブスホールディングス<7085>(東証プライム)は11月20日、主力ブランド「カーブス」の国内店舗数が2001店舗となり、会員数が91.5万人に達したと発表した。カーブスホールディングスの2025年8月期連結決算では、売上高375.6億円(前年同期比5.9%増)、営業利益63.4億円(同16.2%増)と過去最高を更新している。コロナショックで2020年に会員数が大幅に減少したが、50代・60代前半への新規マーケティング強化や寄り添うサポートによる退会率低下が奏功し、事業基盤は回復とともにむしろ強化された。物販事業も拡大し、2025年8月期の物販売上は229億円と2019年比158%に伸長した。

 同社グループは、コロナ下でフランチャイズ加盟企業の雇用維持を条件に17億円超の経営支援金を供出し、オンライン研修などで現場力を引き上げた。加えて、顧客満足度では11年連続1位を獲得しており、サービス品質の高さが業績回復の土台となった。50代人口の増加や「自分の健康は自分で守る」という意識の浸透を追い風に、同社を取り巻く市場環境は回復基調にある。

 同社は10月に中期ビジョンを発表し、2030年に2600店舗・120万会員、営業利益100億円、2035年に3500店舗・120万会員、営業利益200億円を掲げた。女性向け「カーブス」に加えて、「メンズ・カーブス」(32店舗)、「ピント・アップ」(44店舗)の多店舗展開を進め、複数ブランドによる成長戦略を本格化する方針である。超高齢社会で「地域密着の健康インフラ」としての役割を高め、事業活動を通じて社会課題の解決にも貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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