【株式市場】日経平均1170円安、半導体売り主導で急反落

■エヌビディア株急落の余波、AI関連に利食い広がる

 11月21日、日経平均株価は前日の急伸から一転して大幅下落となった。前日比1170円14銭安の4万8653円80銭で前場の取引を終え、米国市場でのハイテク株安を受けて半導体やAI関連など値がさ株の売りが膨らんだ。エヌビディアが朝高後に下落へ転じた流れが東京市場にも波及し、寄り付き直後には下げ幅が一時1200円を超える場面もみられた。一方、内需関連株には買い戻しが入り、TOPIXは9.93ポイント安の3289.64とほぼ横ばいで推移した。

 米国市場では20日、NYダウが386ドル安、ナスダック指数も大幅安とハイテク中心に軟調だった。エヌビディアは好決算にもかかわらず上値が重く、AI需要見通しへの警戒が強まったことが重荷となった。この流れを受け、東京市場でも関連銘柄の利食いが加速し、AIバブル懸念も意識される展開だった。ただし、プライム市場全体では値上がり銘柄が1242と8割近くに達し、内需や非ハイテク銘柄を中心に買い優勢の流れが広がった。

 前場の東証プライム市場の出来高は11億5380万株、売買代金は3兆250億円。33業種中22業種が上昇するなど、ハイテク以外への資金シフトが明確となった。値下がり率上位には、キオクシアホールディングス<285A>(東証プライム)、三井金属<5706>(東証プライム)、アドバンテスト<6857>(東証プライム)など半導体関連が並んだ。一方、値上がり率上位には、ユニチカ<3103>(東証プライム)、ライフドリンクカンパニー<2585>(東証プライム)、サイボウズ<4776>(東証プライム)などが入った。12月FOMCを控えた米金利動向への警戒も根強く、市場では高いボラティリティが続いている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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