【株式市場】日経平均は朝方の130円安から持ち直し37円高、陸運、薬品、半導体株など高い

◆日経平均は2万7692円89銭(37円68銭高)、TOPIXは1944.09ポイント(0.92ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は4億3521万株

 7月27日(水)前場の東京株式市場は、政府によるキオクシアHDの先端メモリー設備投資に大型助成などを受けて東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株が堅調ジリ高となり、JR東海など<9022>(東証プライム)もお盆休み中の予約回復など股間されて堅調に推移。医薬品株は米利上げ後に景気後退ならディフェンシブ特性を発揮とされてしっかり。日経平均はNY株安などを受け80円安で始まったが、午前9時半頃の130円12銭安(2万7525円09銭)を下値に持ち直し、前引けは堅調となった。

 昭和電線HD<5805>(東証プライム)が大手証券による投資評価開始など好感されて活況高。タムロン<7740>(東証プライム)は業績予想の増額修正など好感され急伸。キヤノン<7751>(東証プライム)は軟調だが業績・配当予想の増額など見直され朝方の5%安から1%安まで復調。不二硝子<5212>(東証スタンダード)は新型コロナやサル痘のワクチン関連需要に注目とされ2日連続ストップ高。ポラリス・ホールディングス<3010>(東証スタンダード)はフィリピンのホテル大手の買収が好感されストップ高買い気配。

 東証プライム市場の出来高概算は4億3521万株、売買代金は1兆1684億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は631銘柄、値下がり銘柄数は1105銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種が値上がりし、陸運、医薬品、海運、倉庫運輸、精密機器、電気機器、鉄鋼、空運、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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