交換できるくん、カインズと資本業務提携、リフォーム体験の革新へ協業強化
- 2025/11/21 17:34
- IR企業情報

■事前訪問見積不要モデルを共同推進、手軽で安心できる住宅設備交換を拡大
交換できるくん<7695>(東証グロース)は11月21日、カインズと資本業務提携を締結した。新株式の第三者割当によりカインズが出資し、両社は住宅設備の単品交換を中心とする「スムーズで快適なリフォーム体験」の提供と、リフォーム職人の働き方改革につながる仕組みづくりを進める。新築住宅価格の上昇を背景にリフォーム需要が高まる中、手軽さと安心を両立したサービスの確立を目指す。
両社は、交換できるくんが有する事前訪問見積を不要とする住宅設備交換モデル「リプラフォーム」をカインズ店舗へ展開し、全国で統一した販売方式の構築を図る。加えて、同社が提供する「住宅設備保証」を活用し、アフターサポートを強化する。さらに、オンライン完結が難しいシステムキッチンやユニットバス、エクステリアなどの大型リフォームは、カインズの販売網と施工体制を活用することで、両社のサービス補完を実現する。また、交換できるくんが運営する「交換技能アカデミー」はカインズ向けカリキュラムを設け、単品交換から本格リフォームまで対応できるマルチ職人育成を進める。
将来的には、交換士のブランド形成やスキル向上、働きやすい環境整備を目的としたコミュニティ運営やクロスマーケティングの強化も視野に入れる。カインズは店頭リフォーム販売の拡大を、交換できるくんは周辺事業投資の加速と高収益化を見込む。両社は、今回の提携にとらわれず「カインズ×交換できるくん」のリフォームを最も信頼できるブランドへと育て、リフォーム業界のトッププレーヤーを目指す方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























