楽天とサイエンスアーツが資本業務提携、AI活用で業務効率化を加速

■楽天モバイルとの連携強化で、幅広い業界へ展開

 楽天グループ<4755>(東証プライム)とサイエンスアーツ<4412>(東証グロース)は10月15日、技術・ビジネス面でのシナジー強化を目的に資本業務提携を締結したと発表。楽天モバイルとサイエンスアーツは「楽天モバイルBuddycomセット」の販売強化を目指し、業務提携を結んだ。さらに、楽天、楽天モバイル、サイエンスアーツの3社は、AI技術と「Buddycom」の連携による業務効率化支援に向けた共同開発を行うことで基本合意した。

 「楽天モバイルBuddycomセット」は、楽天エコシステムのサービスに関わる事業会社へ販売を拡大し、DXと業務効率化を促進する。また、楽天のAI技術を活用し、「Buddycom」をより使いやすく進化させる共同開発を推進する。3社は、データ資産とAIの活用による顧客の業務効率向上に向けて、さらなる価値提供を検討していく。

 資本提携については、楽天がサイエンスアーツに対して第三者割当増資により出資する。出資金額は4億3407万円で、81万9000株を引き受け、議決権ベースでの出資比率は10.17%となる。払込期日は2024年10月31日を予定している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る