マテリアルグループ、Bridge株51%取得し子会社化へ、広告運用ノウハウと顧客基盤を融合
- 2025/8/18 07:40
- IR企業情報

■完全子会社化を視野に残り49%も取得予定
マテリアルグループ<156A>(東証グロース)は8月15日、Bridgeの株式51%を取得し、子会社化する株式譲渡契約を締結したと発表した。Bridgeは東京都渋谷区に拠点を置き、インターネット広告やSEOコンサル事業を手掛ける企業である。マテリアルグループは、同社グループの準コア事業であるデジタルマーケティング領域の拡大を目指し、今回の株式取得を決定した。
マテリアルグループは、自社の幅広い顧客基盤とBridgeの高度な広告運用ノウハウを組み合わせることで、広告運用力の強化や顧客企業への提供価値向上を図るとしている。さらに既存事業とのシナジーを創出することで、事業成長を加速させ企業価値を高める狙いがある。将来的には残りの49%についても取得し、Bridgeを完全子会社化する計画を示している。今回の取引にはプット・オプションとコール・オプションも付与されている。
取得株式数は3万4179株で、取得価額はアドバイザリー費用を含め概算2億8400万円となる。株式譲渡日は8月22日を予定している。Bridgeは2024年12月期に売上高8億6500万円、当期純利益5800万円を計上するなど業績を伸ばしており、マテリアルグループは今後の成長を見込んでいる。今回の株式取得による当期業績への影響は軽微とされるが、関連費用は計上される予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)