大日本印刷、最先端半導体向け10nmテンプレート開発、省電力製造に貢献

■先端ロジック半導体の微細化ニーズに対応、2027年量産開始を目指す

 大日本印刷<7912>(東証プライム)は12月9日、ナノインプリントリソグラフィ(NIL)向けに、1.4ナノメートル世代相当の最先端ロジック半導体にも対応可能な回路線幅10nmのテンプレートを開発したと発表した。同テンプレートは、NAND型フラッシュメモリーに加え、スマートフォンやデータセンター向け先端ロジック半導体の微細化ニーズに対応する。

 先端半導体分野では、EUVリソグラフィによる生産が進む一方、設備投資や電力消費の増大が課題となっている。同社は2003年からNIL用テンプレートの開発を進めてきた。今回、SADP技術やフォトマスク製造技術、ウエハ製造プロセスのノウハウを活用し、EUV工程の一部代替を可能とする10nmテンプレートを実現した。

 同テンプレートは、露光工程の電力消費量を従来比で約10分の1に抑え、製造コスト削減と環境負荷低減の両立に寄与する。今後は顧客との評価ワークを進め、2027年の量産開始を目指す。NIL事業で2030年度に売上40億円の上積みを目標とし、12月17日からの「SEMICON Japan 2025」で展示する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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