【株式市場】日経平均、73円高の5万0655円と小幅続伸、5万円台を維持
- 2025/12/9 16:00
- 今日のマーケット

■FOMC控え様子見、方向感欠く
12月9日の日経平均株価の大引けは、前日比73円16銭高の5万0655円10銭と小幅に続伸した。TOPIXも0.61ポイント高の3384.92ポイントと上昇した。米国で現地時間10日に結果が判明するFOMCを控え、全体として様子見姿勢が強い一日となった。
東証プライム市場の出来高は20億4509万株、売買代金は4兆8935億円だった。値上がり銘柄は全体の約5%にとどまり、約60%が値下がりとなるなど、指数とは対照的に弱含む展開となった。業種別では33業種中14業種が上昇し、ゴム製品、海運業、医薬品、機械などが堅調だった。一方、その他製品、不動産業、パルプ・紙などは下落した。
前日の米国株安を受け、朝方は様子見ムードが広がったものの、日経平均は先物主導で上昇して始まった。ただ、日米の中央銀行会合を前に積極的な売買は手控えられ、一時はマイナス圏に沈む場面もあった。フィラデルフィア半導体株指数の上昇を背景に、半導体関連株やAI関連が下支え役となり、終値ではかろうじてプラス圏を維持した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















