SUBARU、インフィニオンとADAS強化で協業、次世代アイサイト支える制御統合ECUを高度化

■最新MCU「AURIX TC4x」採用、センサーフュージョン処理を高速化

 SUBARU<7270>(東証プライム)は3月9日、独半導体大手インフィニオン テクノロジーズと先進運転支援システム(ADAS)のリアルタイム性能向上を目的とした協業を進めると発表した。インフィニオンの車載マイクロコントローラー(MCU)を採用し、次世代ADASと車両運動制御を統合する制御統合ECUの性能を高めることで、安全運転と快適性の向上を図る。

 同社が開発中の制御統合ECUには、インフィニオンの最新車載MCU「AURIX TC4x」を採用する。最大6コアを500MHzでロックステップ動作させる構成で、ASIL-Dまでの機能安全に対応する。カメラやレーダーなど複数センサーの情報を統合するセンサーフュージョン処理と判断制御をリアルタイムで実行し、より高速で信頼性の高い運転支援機能の実現を目指す。

 両社は従来のADAS分野でも連携を深めてきた。今後は車載コンピューティングや車載ネットワーク領域で協力を拡大し、ソフトウェア定義車両(SDV)時代を見据えた技術開発を推進する方針である。インフィニオンはMCU市場で世界首位の実績を持ち、RISC-Vを活用した車載MCUのオープンスタンダード化などを進めることで、自動車向け半導体分野での競争力を強化している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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