【話題株】日本郵政は証券各社の投資判断が続出し後場一段軟調

郵政

 日本郵政<6178>(東1・売買単位100株)は9日の後場一段軟調になり、14時30分にかけて1938円(47円安)まで軟化して売買をこなしている。12月7日に1999円の上場来高値をつけたが、この日以降、野村證券やゴールドマン・サックス証券などによる投資判断や目標株価の設定が相次ぎ、本日はバークレイズ証券が投資判断を「イコールウェイト」(中立)、目標株価は1960円で投資評価を開始したと伝わり、上値を買う意欲が後退したようだ。

 バークレイズ証券は、かんぽ生命保険<7181>(東1)については「アンダーウェイト」(弱気)で目標株価を2900円、ゆうちょ銀行<7182>(東1)は「イコールウェイト」(中立)で目標株価を1725円に設定したと伝えられた。

 証券各社による主な投資評価は以下の通り。
 ゴールドマン・サックス証券の投資判断・目標株価は、日本郵政1700円、かんぽ生命3120円、ゆうちょ銀1700円。

 モルガン・スタンレーMUFG証券は、日本郵政1900円、かんぽ生命3900円、ゆうちょ銀1900円。

 BOAメリルリンチ証券は、日本郵政2300円、かんぽ生命3500円、ゆうちょ銀2000円。

 シティグループ証券の目標株価は、日本郵政2200円、かんぽ生命2830円、ゆうちょ銀1900円。

 JPモルガン証券の目標株価は、日本郵政1900円、かんぽ生命3500円、ゆうちょ銀2050円。

 ドイツ証券は、かんぽ生命2900円、ゆうちょ銀行1830円。

 野村證券の投資判断は、日本郵政1950円、かんぽ生命3400円、ゆうちょ銀行1820円。

 大和証券の投資判断は、日本郵政1840円、かんぽ生命3400円、ゆうちょ銀行2000円。

 SMBC日興証券は、かんぽ生命4000円、ゆうちょ銀1945円。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る