日清紡ホールディングス、マイクロデバイス事業で早期退職優遇制度を実施
- 2025/12/25 07:35
- IR企業情報

■半導体事業構造改革で最大560名対象の早期退職募集
日清紡ホールディングス<3105>(東証プライム)は12月24日、マイクロデバイス事業の構造改革の一環として、日清紡マイクロデバイスおよびその日本国内子会社を対象に、早期退職優遇制度を実施すると発表した。足元の収益状況や半導体市況の変化を踏まえ、短期的な業績回復と中期的な競争力強化を図る狙いだ。
同社グループは、事業ポートフォリオ変革や経営資源の重点投入、経営基盤の強化を重点施策に掲げている。マイクロデバイス事業では、事業構造およびコスト構造の抜本的な見直しを進め、変化の激しい市場環境に対応できる強固な経営基盤の構築を目指す。その施策の一つとして、今回の早期退職優遇制度を導入する。
制度の対象は、日清紡マイクロデバイスおよび同社の日本国内子会社で、満45歳以上の正社員・准社員、シニア社員とする。募集人数は正社員175名を含む560名で、対象会社の在籍人員は2025年12月時点で2,750名。募集期間は2026年4月1日から30日まで、退職日は同年6月30日とし、通常の退職金に特別退職金を加算するほか、再就職支援サービスを提供する。関連費用は、2026年2月公表予定の2026年12月期連結業績予想において、事業構造改革費用として特別損失に計上する予定だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























