ゼリア新薬工業、完全子会社の健創製薬を吸収合併、国内生産体制の効率化・持続可能性向上を目指す

■主原料製造会社を統合、経営資源の集約と意思決定の迅速化を図る

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は、2024年6月13日の取締役会において、2025年4月1日を効力発生日として、完全子会社である健創製薬株式会社を吸収合併することを決議した。同合併により、同社は生産体制の効率化と持続可能性の向上を図り、主力製品「ヘパリーゼ群」の製造・販売を強化していく。

 2025年4月1日を効力発生日として吸収合併する。合併は簡易吸収合併方式で行われ、ゼリア新薬は存続会社、健創製薬は解散会社となる。合併に伴う株式発行や金銭その他の財産の交付は行われない。連結業績への影響は軽微としている。

 ゼリア新薬工業は、2023年度を起点とする三ヵ年計画「第11次中期経営計画」に基づき、生産ラインの集約化や内製化を進めている。その一環として、肝臓加水分解物の製造・販売を手掛ける健創製薬を合併し、生産体制を一層効率化することを目指していく。また、合併により経営資源の集約、経営の効率化、意思決定の迅速化を推進し、サービスの充実と製品価値の向上を図る予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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