【株式市場】日経平均が3日ぶり大幅反落、848円安、原油高と中東緊迫化で全面安
- 2026/3/12 11:53
- 今日のマーケット

■スタグフレーション懸念じわり浮上
3月12日、日経平均株価の前引けは848円22銭安の5万4177円15銭と、3日ぶりの大幅反落となった。下げ幅は一時900円を超え、東証プライム市場では値下がり銘柄が全体の9割超に達する全面安の展開となった。東証株価指数(TOPIX)も59.61ポイント安の3639.24で前場を終えた。
背景には中東情勢の緊迫化と原油価格の高止まりがある。国際エネルギー機関(IEA)が石油備蓄の放出を決定したものの、WTI原油先物は92ドル台まで上昇した。時間外取引でのダウ先物・ナスダック先物の下落も重なり、半導体関連株を中心に売りが広がった。
原油高による物価上昇圧力と景気減速への不安が重なり、市場ではスタグフレーションを警戒する見方が強まっている。大手証券の市場関係者も同様の懸念を示しており、銀行業など景気敏感株の下落が目立った。
外国為替市場では1ドル158円86銭前後と、大幅なドル高・円安水準で推移した。業種別では33業種中31業種が下落し、不動産、証券・商品、銀行、その他金融が下落上位に並んだ。上昇は鉱業、その他製品の2業種のみにとどまった。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















