東宝が「スター・ウォーズ」以上に「妖怪ウォッチ」人気と伝わり出直る

銘柄 相場欄

■封切り直後の週末の観客動員数では「妖怪ウォッチ」が上回る

 東宝<9602>(東1・売買単位100株)は22日の後場3405円(50円高)まで上げ、12月18日につけた高値3495円に向けて出直る展開となっている。同社の配給で12月19日に一斉公開されたアニメ映画「妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」の週末の観客動員数(興行通信社調べ)が「97万4557人で、この冬大本命の人気シリーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を抑えて1位となった」(22日付け毎日新聞)などと伝えられ、期待の星はスター・ウォーズだけではないと見直す雰囲気が強まっている。

 「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」については、映画のストーリーを楽しむ上で重大な要素が前週末の一部報道で公表されてしまい、ネット上では「おもしろさが半減するほどのネタバレ」(エンタメ情報などのバズプラスニュース)、「人間関係をまとめた図の内容に問題があり、炎上しているという」(ライブドアニュース)などと伝えられ、東宝の株価にも影響したとの見が出ていた。

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