【銘柄フラッシュ】ドーンなど急伸しさくらインターネットは高値のあと乱高下

銘柄

 6日は、前引けにかけて北朝鮮の核実験説が言われ、防衛関連株と位置づけられる石川製作所<6208>(東1)が後場寄り後に一時14.5%高、日本アビオニクス<6946>(東2)は無人飛行体「ドローン」関連株でもあり朝方に9.9%高まで上げて後場は9.0%高、理経<8226>(東2)は一時ストップ高の37.4%高。ただ、日本アビオニクスを除くと総じて大引けはダレ模様になった。

 新年早々大幅高となってきた「フィンテック」(金融とITの融合)関連株には売買交錯となる銘柄が見られ、さくらインターネット<3778>(東1)は一時25.3%高と大幅続伸の高値更新となったが、後場は一時8.6%安の場面があって大引けは7.9%高。また、ラクーン<3031>(東マ)も一時34.3%高まで急伸したが、後場は一時7.4%安まであって大引けは4.3%高。

 代わって「マイナンバー」「情報セキュリティ」関連株の一角が動意づき、ITFor(アイティフォー)<4743>(東1)が後場一段ジリ高となり8.8%高、デジタルアーツ<2326>(東1)は8.1%高、ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>(東1)も後場一段と強張り9.2%高、キーウェアソリューションズ<3799>(東2)も後場一段高となり13.9%高。

 バイオ関連株の一角にも再び物色が波及し、グリーンペプタイド<4594>(東マ)は24.7%高、アキュセラ・インク<4589>(東マ)は17.3%ストップ高。無人飛行体「ドローン」関連株も人気再燃の兆しとなり、ブイキューブ<3681>(東1)は後場一段ジリ高の7.1%高、アジア航測<9233>(東2)は12.6%高。ビーマップ<4316>(JQG)はコレという確定的な材料が見当たらないまま3日連続ストップ高の21.4%高。ドーン<2303>(JQS)は「ドローン」「自動運転技術」関連株の人気に乗るとされてストップ高の26.6%高となり、大引け後に業績予想の増額を発表した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る