ミネベアミツミが経営統合後の高値を連日更新、通期業績見通し増額など好感

株式市場 銘柄

■第3四半期好調で自社株買いも発表し好材料テンコ盛りに

 ミネベアミツミ<6479>(東1)は15日、続伸の始まりとなり、昨日の急伸17%高に続いて4%高の1468円(54円高)と経営統合後の高値を連日更新した。13日に第3四半期の連結決算(2016年4~12月期)と3月通期の業績見通しの増額修正、自己株式の取得(自社株買い)を発表。好材料のテンコ盛りとなった。

 自社株買いは、取得上限株数が1200万株(保有自己株を除く発行済株式総数の2.82%)、取得上限金額150億円。期間は14日から9月22日まで。3月通期の純利益の見通しはこれまでの265億円を43%引き上げて380億円とし、予想1株利益は99円12銭とした。株価水準はPER15倍を下回ってきたため、割安感が一段と強まっている。

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