7日(木)のNYダウまた急落、12月30日から6営業日中で5日間がすべて大幅安、中国に軍事・経済で振り回される

ニューヨークNY NY

チャート71月7日(木)のNYダウは、中国経済の先行き不安に怯え、振り回される展開で下げ止まらず、またまた大きく下げている。終値は392ドル安の1万6514ドルと、昨年10月2日(終値=1万6472ドル)以来の水準に沈んでいる。昨年暮れの30日から下げが始まり、6営業日中、途中1日間(1月5日)だけ9ドル高があっただけで、そのほかの日はすべて大幅安。この間、合計で約1206ドル下げた。

アメリカは中国に軍事面で振り回され、さらに、経済でも振り回される展開となっている。また、「今年で政権交代となるオバマ政権にはもはや新たな経済政策は期待できないだろう」(日本の市場関係者)との見方。同じ中国経済問題で下げた昨年8月水準(場中安値=1万5370ドル)まで下げることも仕方ないとの嘆きの声も聞かれるようだ。

特に、原油は一時32ドル台(終値は33ドル前半)へ下げ、ドルは117円半ばとなっている。世界各国の株価は前面安状況で、世界はまさに冬景色。日本が機関車役となれるかどうか。

NN倍率は1.075倍、日経平均の上ザヤは1253ポイント。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る