【株式市場】中国株高など好感し指数先物から買い直され日経平均は7日ぶり反発基調

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7682円33銭(463円37銭高)、TOPIXは1441.39ポイント(39.44ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億7万株

チャート8 13日前場の東京株式市場は、中国株高やNY株高に加え、昨日までの下げの要因としてサウジの財政赤字補填にともなう資産売却からロシアのルーブル安まであらゆる材料が語られた印象があるため、弱気の極限商状になってきたとの見方もあり、株価指数の先物主導で主力株から急反発となった。トヨタ自動車<7203>(東1)ブリヂストン<5108>(東1)の値上がり率が3~5%となり、日経平均は前引け間際に472円86銭高(1万7691円82銭)まで上げて7日ぶりの反発となり、前引けも463円37銭高(1万7682円33銭)となった。主な株価指数はすべて高い。

 東宝<9602>(東1)ヒト・コミュニケーションズ<3654>(東1)が業績予想の増額などを好感して急反発となり、BEENOS<3328>(東マ)は投資先のインド企業の資金調達などが言われて急伸。グリーンペプタイド<4594>(東マ)は開発中の新薬の承認申請接近報道などが言われて一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億7万株、売買代金は1兆2137億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は1840銘柄、値下がり銘柄数は71銘柄となった。

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