【株式市場】日経平均は1万7000円割れ目前まで下押すが好業績株などは個別に高い

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7068円08銭(647円55銭安)、TOPIXは1391.53ポイント(50.56ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億1580万株

チャート12 14日前場の東京株式市場は、昨日の上海株式の3000ポイント割れ、NY株式の急落364ドル安などが影響して再び全面安となり、日経平均は10時20分過ぎに711円51銭安(1万7004円12銭)まで下押し、昨日の496円高から急反落。1万7000円割れ目前の場面があった。主な株価指数はすべて安い。

 日経平均については、一時的に1万7000円を割り込むほうがアク抜け感が出て回復しやすくなるとの見方もある。

 中で、四半期決算が好調だったベスト電器<8175>(東1)ビックカメラ<3048>(東1)、四半期好調に加えて通期の業績予想を増額した薬王堂<3385>(東1)などが高く、VOYAGE GROUP(ボヤージュ グループ)<3688>(東1・売買単位100株)は「フィンテック」(金融IT)組織の新設などを好感しストップ高。フィンテック関連株のさくらインターネット<3778>(東1)も高い。ベステラ<1433>(東マ)は上場記念配当などが好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は12億1580万株、売買代金は1兆2740億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は51銘柄、値下がり銘柄数は1865銘柄となっている。

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