【季節の一枚】大都会の猿寺

 

 今年は、「申年」ということで、動物園の猿ではなく、何か猿に関連した建物などはないかと探してみた。日光の有名な見猿(みざる)、言わ猿(いわざる)、聞か猿(きかざる)では、遠方ゆえ、近場でとネットをクリックするとありました。しかも、近場で東京タワー近くの虎ノ門。

 その名を、『猿寺・栄閑院』といい、寛永2年創建という。浄土宗のお寺で阿弥陀如来像が祭られている。しかも、「解体新書」で有名な杉田玄白の立派なお墓がある。

 なぜ、猿寺というのだろう。ネットによると、猿回しに化けた盗賊が役人に追われてこの寺に逃げ込んだという。住職に諭され盗賊はまっとうになり猿も人気者になったという。本堂の手前左右に猿の像が参拝者を迎えてくれる。

 参道を後に10メートルも歩むとそこはビルが立ち並ぶ大都会。古寺とビルという、なんだか妙な組み合わせの気分だった。

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