【株式市場】主力株に重さ見られ日経平均は2日続伸だが後場一進一退

株式

◆日経平均の終値は1万7110円91銭(152円38銭高)、TOPIXは1392.63ポイント(18.44ポイント高)、出来高概算(東証1部)は22億9170万株

チャート4 25日後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)が朝方の67円高から値を消して前日比変わらずの水準を出没となるなど、NY株の大幅続伸効果が一巡した雰囲気が感じられ、日経平均も前引け間際の249円71銭高(1万7208円24銭)を本日の高値に一進一退となった。ただ、主な株価指数はすべて高い。

 後場は、レディス衣料のハニーズ<2792>(東1)やセレクト品などのユナイテッドアローズ<7606>(東1)がジリ高となり、GSIクレオス<8101>(東1)は特殊形状のカーボンナノチューブに関する一部報道などが言われて中盤から再びストップ高。平田機工<6258>(JQS)は斬新な家電で注目される英ダイソン向け事業への注目などが言われて一段高となりストップ高。リアルワールド<3691>(東マ)は仮想通貨ビットコイン取り扱い企業との提携を12月中旬に発表したから急動意となっており、フィンテック(金融IT)関連株物色が再燃とされてストップ高。アスカネット<2438>(東マ)は自社株買いが好感されて2日続伸の出直り継続。

 東証1部の出来高概算は22億9170万株(前引けは12億43万株)、売買代金は2兆4124億円(同1兆2182億円)。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は1643(同1765)銘柄、値下がり銘柄数は229(同125)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けと同様に全33業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、食料品、鉱業、その他金融、水産・農林、パルプ・紙、サービス、小売り、卸売り、鉄鋼、情報・通信、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■2025年のパン屋倒産が急減、SNS発信とインバウンドが追い風  帝国データバンクは11月29日…
  2. ■「働いて働いて──」が年間大賞!多様な社会現象を映すトップテン発表  自由国民社は12月1日、年…
  3. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る