【株式市場】上げ一服の銘柄あるが新日鐵住金など一段高となり日経平均は大幅続伸

株式

◆日経平均の終値は1万7865円23銭(346円93銭高)、TOPIXは1462.67ポイント(30.60ポイント高)、出来高概算(東証1部)は前場から増加して35億248万株

チャート13 2月1日後場の東京株式市場は、午前中の円安基調が一服気味になったため、ホンダ<7267>(東1)が後場寄り後を高値に一進一退となるなど上げ一服の銘柄も見られたが、新日鐵住金<5401>(東1)は13時に発表した四半期決算や自社株買いなどが好感されて一段高となり、日銀の「マイナス金利」など好感して三井不動産<8801>(東1)は一段のジリ高基調を継続。日経平均は14時40分頃に387円07銭高(1万7905円37銭)まで上げて大幅続伸となった。主な株価指数はすべて高い。

 セキド<9878>(東2)ラオックス<8202>(東2)は中華圏の「春節」大型連休を先取る様子とされて活況高となり、アンジェスMG<4563>(東マ)は重症糖尿病薬に関する報道で朝からほぼストップ高。日本ライフライン<7575>(JQS)は四半期決算発表などが好感されて一段ジリ高の急伸。

 東証1部の出来高概算は前場から増加して35億248万株(前引けは18億3218万株)、売買代金は3兆8519億円(同1兆9416億円)。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は1617(同1601)銘柄、値下がり銘柄数は286(同287)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けも30業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他金融、鉄鋼、情報・通信、不動産、電気機器、建設、証券・商品先物、ガラス・土石、食料品、水産・農林、その他製品、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る