トヨタは下げ相場での大発会、辛うじて25日線はキープ、方向感定まらぬ展開続く

トヨタ自動車 7203

チャート5 大発会のトヨタ自動車<7203>(東1・売買単位100株)は、下げ相場のスタートとなった。7円高の7565円寄り付き9時01分に7568円と買われたものの、ご祝儀はここまでだった。

 9時43分には143円安の7414円まで急落した。この時点では25日線を大きく下回り、売り転換だったが、15時の終値では51円安の7507円まで引き戻し25日線(7499円)は辛うじて上回っての引けとなった。

 現在の水準は12月8日の高値7873円と、その後の安値7107円(12月17日)のほぼ中間(7490円)に位置している。

 今日の円相場は1ドル・120円前半での小幅な展開。「ギリシャ不安でドル買いとなって一気に125円ていどへ円安が進むかと思われたが膠着となっていることから短期筋の見切り売りで大きく下げた。しかし、今3月期の業績好調が下支えしているので下げればすかさず買いが入る。方向感の定まらない展開がしばらく続きそうだ」(中堅証券)という。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る