人にも相場にも体力には限界がある=犬丸正寛の相場格言

■人にも相場にも体力には限界がある

 若く元気モリモリでおいしい肉を食べようともそうそう連続の徹夜はできません。せいぜい、徹夜も3日が限界ではないでしょうか。国力にも企業力にも人の力にも、ましてや相場力にもいつまでも不老長寿というわけにはいきません。昔から、言われる、「3日、3月、3年」はすべての体力の節目を現しているようです。  NYダウ、日経平均ともリーマンショックの2009年から3年上昇のサイクルが2回実現したことで相場が体力的に大きいフシ目に来ているといえます。しかも、NYダウはアメリカ国の船長である大統領が今年交代ですからなおのこと大型客船も港で燃料補給の休養という流れでしょう。  一方、日本の安倍政権も昨年、3年のフシを迎え、今は当然の休養という局面でしょう。きっと、安倍総理自身も体力的にそうとう疲労が蓄積ではないかと思われます。今後の相場は、総理の体力が充実し日本の国力が再び上向くかどうかにかかっているよう思われます。

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