【引け後のリリース】フェイスが発行済株式総数の最大6%の自社株買い

引け後のリリース

■今期を底に業績回復の可能性ありモミ合いの下値には注目余地

着新メロディや音楽配信などのフェイス<4295>(東1)は5日の夕方、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、12月8日から2015年9月17日までの期間に、取得上限株数70万株(自己株を除く発行済株式総数の6.14%)、上限金額7億円の範囲で行なうと発表した。

取得上限株数の発行済株式総数に対する割合6.14%は、大株主の保有株を買い取るような自社株買いを除けば規模の大きい部類になり、この分だけ実質的な株式価値の向上が期待される。

本日の株価終値は1033円(1円高)となった。今年の相場は2月の1185円が高値、5月の879円が安値になり、この間をもみ合う展開が続いている。2015年3月期は増収減益の見込みだが、これを底に回復する可能性があり、モミ合いの下値をとらえて仕込むだけでも、もみ合いの上下動に乗って小幅な値上がりを狙うことができそうだ。

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