パナホームが「マイナス金利」による住宅ローン金利低下など好感し続伸

株式市場 銘柄

■日銀が16日から実施し大手銀行やソニー銀行などの引き下げ相次ぐ

 パナホーム<1924>(東1・売買単位千株)は16日、2日続伸の始まりとなり、取引開始後に6%高の863円(45円高)まで上げて出直りを強めている。日銀の「マイナス金利」政策が16日から実施され、ソニー銀行が15日に住宅ローン金利の変動金利を0・02%引き下げて0・519%と同行としては過去最低の金利にすると発表するなど、住宅ローン金利の引き下げが広く行われる見通しになってきたことなどが材料視されている。

 第3四半期決算は1月29日に発表済みで、営業・経常・純利益とも前年同期比2割増加するなど好調。今3月期の見通しは据え置いたが上ぶれ期待が再燃する様子がある。現段階での予想1株利益は61円33銭とするためPERは13倍台。割高感はないといえる。

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