ジャパンシステムは2日連続ストップ高、この1年間で115団体が採用との発表など好感

株式市場 銘柄

■自治体情報システム強靭性向上セキュリティソリューションが好調

 自治体クラウドシステムなどのジャパンシステム<9758>(JQS)は3日、買い気配のまま2日連続ストップ高の565円(80円高)に達し、10時30分にかけて、まだ売買が成立していない。2日、「2016年の一年で、自治体情報システム強靭性向上セキュリティソリューションを115団体に採用いただきました」と発表。件数のすごさなどが注目されている。2日連続ストップ高だが、1年近く続く底練り型の小動き相場を抜け出したばかりのため、相場としては初動にすぎないとの見方がある。

 発表によると、公的機関などの情報流出問題、マイナンバーの本格運用などを受け、総務省は2015年11月、全国の自治体向けに情報セキュリティの抜本的な対策として、自治体情報システム強靭性向上モデルへの対応を要請した。こうした中で、同社の自社開発である二要素認証セキュリティソリューション「ARCACLAVIS Ways」は、特に「顔認証」において他社との差別化・機能拡充を図り、2016年の一年間で新規60団体以上へ採用されたという。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る