ペプチドリームが好業績など再評価の動きとなり7週間ぶりに高値

株式市場 銘柄

■他社との提携も活発で1~2月の高値を抜き再上昇に入った形

 創薬ベンチャーのペプチドリーム<4587>(東1・売買単位100株)は22日、後場一段高となって14時にかけて4275円(405円高)まで上げ、2013年以来の高値を約7週間ぶりに更新している。6日続伸基調。21日付で同社ホームページに決算説明会の資料をアップし、2月5日に発表した第2四半期決算の大幅増益などを評価し直す動きが出ているほか、このところ他社との創薬共同研究開発契約が相次ぐと22日付けの化学工業日報が伝えたことを材料視する様子もある。

 2015年12月16日の売買を以って、それまでのJASDAQ市場から東証1部に昇格(市場変更)。全体相場が今ひとつ冴えないこともあり、「手掛かり難のときはバイオ株」と材料性に期待する様子もある。今年1月から2月にかけては何度か4100円台で上値を抑えられてきたが、本日この水準を上抜いたため、踊り場を経て再上昇に入った形になっている。

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