スズキはインドの暴動を受け朝方に下げるが午後は大きく回復

スズキ SUZUKI 7269

■1月に続き2番底を形成する形になり「戻り売り」から「押し目買い」に

 スズキ<7269>(東1・売買単位100株)は22日、朝方の6%安(178.0円安の2690.5円)を下値に持ち直し、14時を回っては2%安(58.5円安の2810.0円)前後まで大きく値を戻している。インドの首都ニューデリーに隣接するハリヤナ州で発生した暴動によりインド子会社マルチ・スズキが一時操業中断と伝えられ、様子見姿勢が強まったが、こうした理由によるインドでの操業中断は過去にもあったため、株価への影響はひとまず一過性との見方がある。

 このところの安値は1月21日につけた2662.5円。本日このまま回復して終われば、テクニカル的にはこの安値に次いで2番底を打つ形になり、投資スタンスとしてはこれまでの「戻り売り」から「押し目買い」に変化する可能性が出てくるようだ。

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