ジグソーが「月面小型ロボ」など材料視され上場来の高値

銘柄

■材料豊富で仮想通貨・IoT・自動運転・AR/VRなどに関連

 クラウド関連システムなどのジグソー<3914>(東マ・売買単位100株)は2日4売買日ぶりに上場来の高値を更新する相場となり、一時10%高の9100円(840円高)まで上げて売買も活発となっている。宇宙開発ベンチャーのispace(アイスペース、東京都港区)と組み、月内にも月面探査に使う小型ロボットの研究開発を始めると2日付の日経産業新聞が伝え、期待が高揚したようだ。

 同社株は材料が豊富で、2015年12月以降の会社発表を見るだけでも「仮想通貨ビットコインの不動産ブロックチェーントランザクション決済(ビットコイン)実施」、すべての機器がネットで結ばれる「IoTエッジ進出」、「ZMP社と自動運転向けリアルタイムOS共同開発」、「英社と(仮想現実・拡張現実技術の)AR/VRモジュール共同開発」など、このところの株式市場の主要な物色テーマに幾つも関わっている。

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