【引け後のリリース】富士フイルムHD「チェキ」に「ハローキティ」仕様

引け後のリリース

■世界100か国以上の国や地域で大きく伸びカメラ関連の業績上振れを牽引

 富士フイルムホールディングス<4901>(東1・売買単位100株)は10日、撮ったその場ですぐにカードサイズのプリントが楽しめるインスタントカメラ「チェキ『instax mini』」シリーズの新製品として、2016年限定販売モデル「チェキ『instax mini ハローキティ レッド』」と、「チェキ」用絵柄フィルム「ハローキティ」を、2016年3月18日に発売すると発表した。10日の株価終値は4421円(206円高)だった。

 発表によると、スマートフォンの普及が進む中で、「チェキ」は現在、10~30代の女性を中心に、国内だけでなくアジアや欧米など、世界100か国以上の国や地域で大きく販売を伸ばしているという。

 2月24日付の日本経済新聞(朝刊)は、「カメラ関連の営業益、富士フイルム300億円、今期上振れ」と題した記事の中で、「欧米などでインスタントカメラ「チェキ」と、利益率の高い専用フィルムの販売が好調」「撮影してすぐにプリントできる利便性が人気で、15年10~12月期の欧米の販売台数は前年同期と比べて倍増した」などと伝えた。

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