【銘柄フラッシュ】MRTなど急伸しサイオステクノは4日連続ストップ高

銘柄

 11日は、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)が大引けで3.5%高となるなど、大手銀行株が朝方を除いて堅調に推移し、後場は一段ジリ高基調。ECB(欧州中央銀行)がマイナス金利を拡大する追加金融緩和を決定した割に強さが目立ち、マイナス金利の副作用はほぼ織り込まれたとの見方があった。

 ミサワ<3169>(東1)は10日発表の前1月期の決算が経常9割減益などとなったが、今期の見通しを経常8倍増益などとしたためストップ高の17.2%高。ペプチドリーム<4587>(東1)は米リリー社との協業やみずほ証券による目標株価引き上げなどでストップ高の17.2%高。飛島建設<1805>(東1)は13時に復配を発表して急伸し13.8%高。JPホールディングス<2749>(東1)は株式給付信託(従業員持株会処分型)の導入発表や国会での保育園論議などが材料視されて戻り高値に進み5.5%高。

 サイオステクノロジー<3744>(東2)は引き続き特許などが材料視されて4日連続ストップ高の16.3%高。神島化学工業<4026>(東2)は10日発表の四半期決算が好感されて8.6%高。サンバイオ<4592>(東マ)は新薬の臨床進展などが好感されて急伸の16.0%高。アクセルマーク<3624>(東マ)は新作ゲームのムービー公開や人気ゲームのダウンロード大台突破などが言われてストップ高の17.1%高。MRT<6034>(東マ)は株式分割などが好感されて17.5%高。サイジニア<6031>(東マ)は大株主ソフトバンクグループ<9984>(東1)と米マイクロソフトとの提携が引き続き材料視されてストップ高の18.9%高。岡本硝子<7746>(JQS)は超高耐圧ガラスなどが再評価されて13.3%高。アーバネットコーポレーション<3242>(JQS)は業績予想と配当予想の増額などが好感されて5.7%高となった。

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