久光製薬は2月決算や今期見通しを好感し戻り高値

株式市場 銘柄

■売り残が圧倒的に多く買い戻しが増えれば株高助長に

 久光製薬<4530>(東1・売買単位100株)は11日、大幅続伸の始まりとなり、取引開始後に5310円(240円高)と戻り高値を更新した。8日の取引終了後に2016年2月期の決算を発表し、後発薬品市場の拡大による影響が見込まれた中で連結売上高が前期比3%増加し、営業利益は同35%増加したことなどが好感された。

 今期・17年2月期の見通しは連結売上高を4%減、営業利益を1%増、純利益は9%増とし、予想1株利益は227円79銭。信用取引の需給を見ると売り残が圧倒的に多い状況のため、この売り建てを買い戻す動きが広がれば株高助長要因になる。

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