J-TECが「2件の案件採択」など好感し後場急伸

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■再生医療等の産業化に向けた評価手法等の開発を支援

 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)<7774>(JQG・売買単位100株)は12日の後場、急動意となって上値を追い、13時にかけて14%高の1520円(187円高)まで急伸している。午前の取引終了後、国立研究開発法人・日本医療研究開発機構(AMED)が公募した平成28年度「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業(再生医療等の産業化に向けた評価手法等の開発)」に、同社の申請事業(2件)が採択されたと発表。期待が高揚した。

 3月8日に年初来の高値1598円をつけたばかりで、その前の高値は15年5月の1650円。当面の業績が赤字見込みのためか、1600円前後に「上値の壁」が横たわるとの見方がある。しかし、その分、この壁の水準を上抜けば大きな相場に発展する余地があるようだ。

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