アスクルが後場上値を追う、セブン&アイHDと提携し15時に会見と伝わる

株式市場 銘柄

■火災の影響は上期まで残る見込みだが今期の純利益48%増を見込む

 アスクル<2678>(東1)は6日の後場急激に動意を強め、7%高の3800円(260円高)をつけて売買活発となっている。セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)とネット通販などの分野で提携すると共同通信や時事通信が伝え、注目された。報道によると、6日15時から都内で記者会見をセットするという。セブン&アイHDも高い。

 アスクルは7月4日、2017年5月期の決算を発表。埼玉県の物流センターで2月に発生した大規模火災の影響はあるが、保険金を受領したため赤字は回避し、連結純利益は10.14億円(前期比80.7%減)となった。18年5月期の見通しは、火災の影響が上期まで残る見込みとしたが、「利益のV時回復に向けて物流センターの新設や配送体制を強化」(決算短信より)することなどにより、連結純利益は47.8%増の15.0億円の見込みとした。(HC)

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