【株式市場】G20会合での円高是正などに期待強まり日経平均は大幅3日続伸

株式

◆日経平均の終値は1万6911円05銭(529円83銭高)、TOPIXは1371.35ポイント(38.91ポイント高)、出来高概算(東証1部)は25億273万株

チャート13 14日後場の東京株式市場は、米国で14~15日に開催されるG20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議に向けて今年初から続く円高が是正される期待が強まり、日経平均は株価指数の先物主導で波状的に一段高となり、大引けにかけて529円83銭高(1万6911円05銭)まで上げて本日の高値引けとなった。昨日の452円高、一昨日の177円高に続き大幅に3日続伸。主な株価指数はすべて高い。

 後場は、トヨタ自動車<7203>(東1)武田薬品工業<4502>(東1)などが一段ジリ高となり、原油価格の回復にもかかわらず日本航空<9201>(東1)も一段ジリ高。グリーンペプタイド<4594>(東マ)は15日夜にテレビ放送予定などとされてストップ高となり、アンジェスMG<4563>(東マ)などのバイオ関連株は引き続き活況高。続いて有機EL関連株にも物色が波及する様子になり倉元製作所<5216>(JQS)なども高い。

 東証1部の出来高概算は25億273万株(前引けは11億9632万株)、売買代金は2兆6689億円(同1兆2122億円)。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は1797(同1690)銘柄、値下がり銘柄数は125(同202)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けに続き全33業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、鉄鋼、ガラス・土石、パルプ・紙、陸運、不動産、電力・ガス、証券・商品先物、などとなった。

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